今まで、株を買ったり、売ったり、株主優待をもらったり、という行動は行ってきましたが、配当金を意識したことはあまりありませんでした。
しかし、老後を考えるようになった今日この頃、
「株の配当金を老後の生活費の足しにできるといいな~」
と、思うようになりました。
そんなか、amazon Prime Readingで本書と同じ著者(配当太郎氏)の書籍『新NISAで始める!年間240万円の配当金が入ってくる究極の株式投資』を見つけ、読むことにしました。
読んでいるときに、本書『年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資』のことも知りました。
本書もPrime Readingで見つけたので、ダウンロードして読みました。
『新NISAで始める!年間240万円の配当金が入ってくる究極の株式投資』の感想は別ページに記載しています。
本の紹介
書 籍:年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資
著 者:配当太郎(はいとう・たろう)
出版社:株式会社クロスメディア・パブリッシング
発 行:2023/01/01(初版) 
頁 数:187ページ

読んだきっかけ
amazonのPrime Readingに無料電子書籍としてアップされていたので、Kindle版をダウンロードして読みました。
どんな人に読んでもらいたい?
以下の方が読むと良いと感じました。
・株投資初心者
・株投資を始めている人で、配当金を考慮に入れた投資を行いたい人
読んだ感想
本書では、配当金をもらうことを目的とした株投資を「配当株投資」と表現し、年間100万円の配当金を得るための、方法、考え方、株の選び方などが紹介されていました。
また株投資に対する社会的な状況の変化についても説明されていました。
(株投資家へ対する企業の対応の変化(株主還元に力を入れてきていること)など。)
年間100万円の配当金を得るために、まずは年間10万円の配当金を得ることから初めて、その後、時間をかけることで年間100万円の配当金を得ることができるとのことでした。しかし、そのためには、少なくとも10年以上の時間をかける必要があるとのことで、なかなか時間がかかるのだなと感じました。
大金持ちでない限り、できる範囲の資金でこつこつ投資を続けて、長い時間をかけるて育てていくことが重要であることがわかりました。
時間をかけるからには、途中で株価が下がることもあるため、挫折せずに、株を持ち続けるための考え方や、株投資に対する姿勢についても説明されていました。
そして最後の章では、投資先企業として注目している15の銘柄について、紹介されました。
私は、本書より後に発行された書籍『新NISAで始める!年間240万円の配当金が入ってくる究極の株式投資』を先に読んでいました。
本書で紹介された15の銘柄には、後に発行された書籍で紹介されて22の銘柄にふくまれない銘柄も入っていました。
後に発行された書籍とは、社会情勢が異なっているため、そのことが織り込まれて書かれているのだなと思いました。
今回、同じ著者の2つの書籍をほぼ同時に読みました。
(発行日は、1冊目:2023年1月、2冊目:2024年5月)
最初の書籍は、「配当株投資の基本的な考え方や心構えを中心に伝えた」とのことで、2冊目は「実践編」であると、2冊目の「はじめに」で記載されていました。
読んでみると、実際そのようにまとまっているなと感じました。
また、2冊目が発行されたときは、「新NISA」が始まっていたりと、時間のながれによる社会情勢の違いが書籍に反映されていました。
それぞれでためになる内容が織り込まれていて、とても勉強になりました。
なお、読む順番としては、発行順に読む方がよかったかなと思いました。
最後に
理想とする配当金を得るためには、購入すべき銘柄を見つけて、こつこつと投資を続け、途中であきらめずに、購入した株を持ち続けることが重要なのだとわかりました。
(もちろん投資のリスクを考慮することも重要。)
私自身、幸運なことに、株価の上下変動は経験しながらも、売買益(キャピタルゲイン)や配当金(インカムゲイン)により利益を得ることができていたため、合計金額が、入金した金額よりマイナスの金額になったことはありませんでした。
このため、株投資をやめようと思ったことはありませんでした。
 今後、株価がとのように変化していくかは予想できませんが、これからは配当金を増やすことに重点をおいた投資を行い、夢のある老後生活になるようにかんばっていきたいと思います。
  
  
  
  

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