本書の表紙絵と題名を見て、女性向けのような印象を受けました。
読んでみると、女子大生の主人公が、偶然出会った億万長者の老紳士に、お金持ちについてたくさんのことを聞いて、学び、自身もお金持ちになるという話でした。
読んでいくと、老紳士との付き合いは結構長い期間であったように感じました(どのくらい付き合っていたのかはわかりませんが)。
普通の女子学生に対しての会話なので、分かりやすく話しているものの、一般人(書籍内では貧乏人と位置づけられている)では考えつかないような、金持ちマインド(考え方)が書かれていました。
以下に、本書を読んだ感想を記します。
本の紹介
書 籍:職業、お金持ち。
著 者:冨塚 あすか(とみづか・あすか)
出版社:株式会社すばる舎
発 行:2021/1/30
頁 数:290ページ
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読んだ感想
本書は、お金持ちになるための学びが32項目に分けて綴られていました。
各項目の最後には「今回の学び」として、項目の内容をわかりやすく3つの文にまとめられていました。
著者の経験に基づくフィクションとのことでしたが、老紳士に出会ったのは本当のようで、若いうちにものすごい人と出会い、たくさんの学びや経験をした人なのだと感じました。
本書は、当初女子大生であった主人公が、就職して社会人になりいろいろな経験を積んでいく中で、老紳士に会いに行き、お金持ちの考え方や人との付き合い方など、さまざまなことを聞いて、お金持ちになっていく様子が書かれていました。
物語形式のためか、読んでいると、なんだか追体験しているような気持になりました。
お金持ちと貧乏な人では、考え方や住む世界から違うということでした。
お金持ちの考え方は、言われてみるとそうだなと思える事柄もあれば、日ごろの自分では考えつかないような内容もあり、とても勉強になりました。
また、金持ちマインドと貧乏マインドについては、私は、どちらかといえば貧乏人マインド近い考えが多いなと感じました。
特に、貧乏マインドの人は「でも」、「だって」、「どうせ」と考えてしまうとのことで、思いっきり自分に当てはまるなと思ってしました。
(例えば、「でも、お金持ちになるのは難しいはず・・。」「どうせ、無理に決まっている・・。」など。)
逆にお金持ちになるためには「お金に好かれる」ことが大事とのことで、お金に好かれるためには、人と接するときと同じように、お金に嫌われないようにすることが必要とのことでした。
私には、わかるようでなかなか難しいことのように思えました。
(例えば、「自分を嫌う人には、人は寄っていかない。ということをお金に例えたり・・」)
最後に、
本書を読んで、「幸せなお金持ち」について、多くのことを知ることができました。
わたしも、貧乏マインドの考え方にならないように、幸せな金持ちマインドの考え方に近づけるように、意識して行動していきたいと思います。
以上

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